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クルーズ講師が本音で"こっそり" CRUISE BLOG(クルーズブログ)

【割安クルーズ旅行】は値段が高い?安い?そんな疑問を解決します

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 クルーズって「高い!」そう思っていませんか?あなたも誤解してしまっているかもしれませnが、こんかいはクルーズ旅行の「¥値段¥」についてわかりやすく解説します。

1.クルーズの第一印象(¥)

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冒頭でも言いましたが、クルーズって聞いただけで「高い」印象を持っていませんか?

実は、ぼくもそうでした。ぼくは以前、クルーズ講師として500人以上の人達にセミナーツアーをしていたのですが、お客様から一番多かった「疑問」が値段についてでした。

▼「疑問」について順位付けするとこんな感じ

  1. 値段について
  2. 服装(ドレスコード)
  3. クルーズ船社の違い
  4. 申し込む旅行会社について
  5. 日数(ショートクルーズがないか?)
  6. 船酔い  ・・・etc

日本人は根本的にクルーズ旅行の経験が少ないので、質問のネタがよく被ります。つまり皆さんが共通の「?」なので、今回は1番多かった「値段」について解説します。

★その他の疑問についての解説はこちらをチェックじゃ

★服装(ドレスコード)、クルーズ船社の違い、申し込む旅行会社について、日数(ショートクルーズがないか?)、船酔いについてははこちら(Coming Soon)

♡クルーズって素敵だけれど、まだまだ情報や口コミが少ないの(/ω\)

♡覚えておくと、周りに自慢できるかも(⋈◍>◡<◍)。✧♡

2.誤解をひも解く

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日本は島国なので「船」に触れる機会は、海外の国々と比べて多い国民性です。にもかかわらず、日本はクルーズ旅行の文化では大きく出遅れているのは、日本にクルーズ船が少ないからです。また日本人のぼくたちは、大型クルーズ客船を日常で見ることがないので「クルーズ船=特別な存在」になってしまっています。では、なぜそうなのか?の謎を紐解きます。

2-1.環境(設備)の問題

環境(設備)についてはいくつかあるので分けて説明します。

港の問題

そもそも論ですが、大きなクルーズ客船(タンカーとは除く)が日本に来る前提で港が整備されていません。なので外国のクルーズ会社は行きたくても行けない原因がありました。ざっと挙げると「港の長さ・着岸に耐えられる港の強度・収容人数・飲食物の大量な補給」に対応できない事情があります。

橋の問題

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港の問題にも繋がりますが湾に掛かる「橋の高さ」低すぎて船がくぐれないんです。

とても切実な問題で、いまになって各港湾局が公開と自責の念に駆られています。簡単に作り直せませんからね。鎖国的な日本らしいですが、日本で大型客船が運航する需要がそもそも見い出せなかったのでしょうね。国内需要だけで結果を出したがる日本ならではの失敗だといえます。 

余談ですが横浜ベイブリッジ(高さ::55m)は建設当時、世界最大だったQE2(クイーンエリザベス2:52m)が入港できるように設計されました。ですが近年の客船大型化に伴い、直ぐにその高さが仇となってしまい大型船のほとんどが入港を見合わせるか、干潮時の海面の引きを利用して入港しています。 

港設備&インフレの問題

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近年のクルーズ船は少なくとも2,000名以上の乗客と1,000名前後のクルー(スタッフ)が乗船しています。一度クルーズ船が入港(寄港)するだけで、街の経済効果は10億円以上という指標が出されたこともあります。私がクルーズ会社で働いていた時も全国の港湾局(行政)が一生懸命“クルーズ誘致”に励んでいました。ですが、現実的に突きつけられる問題をクリアできない事がとても多かったのです

▼クルーズ船受け入れに伴う基本的課題

  • 外国からの入国、出国の出入国管理が出来る人員が足りない
  • 港に屋根が無く、雨が降ったら乗り降りするお客様の荷物がずぶ濡れになってしまう
  • 乗船・下船をする為に1日/5,000人以上の人が港と駅(空港)を行き来出来る交通インフラがない
  • 補給物資(食材、飲み物、燃料etc)を豊富に対応できる環境がない etc…

人的、設備的、交通要因など、入り組む問題をクリアできないことが今の日本の状態だといえます。

2-2.極端な情報(イメージ)のすり込み

2-1では“見慣れない・未知のモノ”という点を説明しましたが、実はこっちが重要。

「クルーズ船=特別な存在」と認識されてしまった情報要因を説明します。

タイタニック(映画)の異常なヒットと人気

ぼくもこの映画が大好きで、何度も見直しています。

▼タイタニックの話をすると長くなるので、こっちに纏ます(笑)

クルーズのプロの目線から見たタイタニック(映画)!実は史実に超こだわっていた!(Coming Soon)

ジャック(レオナルドディカプリオ)とローズのラブストーリーには心打たれました。ですが、この大ヒットの影響でクルーズ船について過大な憧れと特別感を日本国民に抱かせてしまいました。

日頃、目にすることがないクルーズ船上の物語に加えて、1912年の時代背景を上手に表現した船室クラス分け(“身分”分け)の時代描写が贅沢で一部の人しか楽しめない「旅=クルーズ」だと認識してしまった人が多くいました。

飛鳥Ⅱ(日本)の処女航海~世界一周がとんでもなかった!

基本的にいまでも日本船籍の船は「高い!高すぎ!」です。

これにはちゃんと事情があって、理由が分かれば仕方がないのですがハッキリ言って庶民の敵です。

世界一周クルーズ(2018年)飛鳥Ⅱで世界一周夢の航海へ!|ASUKA CRUISE

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引用:https://www.asukacruise.co.jp/2018world/

▲は2018年のワールドクルーズ(世界一周)ですが2,100万円/人ってどんだけやねん!2006年の処女航海のときにも、ニュースで大きく取り上げられて「2,000万円が即売しました!」と言われていました。お茶の間でTVを見ていた多くの人達にはさぞかし、羨ましくあり、特別な存在に見えた事でしょう。

宝塚歌劇団もクルーズの憧れと「高嶺の花」に一躍買っていた

横浜の山下公園に係留されている「氷川丸(ひかわまる)」という船を知っていますか?実はあの「宝塚歌劇団(当時:宝塚少女歌劇団)」も海外公演の際に、クルーズ船を利用して凱旋帰国した歴史があります。

氷川丸 - Wikipedia

1939年の59次航海では宝塚少女歌劇団(現・宝塚歌劇団)の訪米芸術使節団一行がアメリカ公演を終了した後の帰国時に乗船するなど、氷川丸は華々しい活躍を続けた。アメリカ側の発着地であるシアトル市民にとっても、1930年代、日本から定期的にやってくる「ハイカワマル」は馴染み深い存在になっていたという。

当時は宝塚の人気も物凄かったですから、お茶の間の人達に憧れと期待感を強く抱かせました。氷川丸は船内も見学用に綺麗に改装されていて、博物館船でとっても面白いです。クルーズに興味があって山下公園に行く方はおすすめです(´∀`*)

 

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3.値段が高いは「嘘」!自分に合ったクルーズを探そう!

では実際はどうなのか?僕の主観だと「クルーズ」は安い。しかも驚くほどに。僕がお金持ちだからとか、船会社にいたから、安く乗れるなんてことはない。根本的にお得なのがクルーズ旅行なのです。 世界的にみてもクルーズはリーズナブルな旅行だという認識があります。

実際にランク別の料金や割合を表にすると!!

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▼世界のクルーズ事情(1泊あたりの料金目安)

  • ブティッククラス 6つ星(★★★★★★) 1泊/¥50,000円~
  • ラグジュアリークラス 5つ星(★★★★★)1泊/¥30,000円~
  • プレミアムクラス 4つ星(★★★★)1泊/¥10,000~15,000円~
  • カジュアルクラス 3つ星(★★★) 1泊/¥7,000~9,000円~

そして世界的にみて、各ランクの船数の割合を出すと、

▼世界のクルーズ事情(ランク別の割合)

  • ブティッククラス 6つ星(★★★★★★) 1~5%
  • ラグジュアリークラス 5つ星(★★★★★) 10~20%
  • プレミアムクラス 4つ星(★★★★)30~40%
  • カジュアルクラス 3つ星(★★★) 60~70%程度 

どうです?カジュアルの割合とリーズナブルさが際立ってきませんか!?

正直なところ、外国人の多くの方が利用するのはカジュアル~プレミアムが一般的。だから、彼らは家族やカップル、友達同士でもよくクルーズへ出かけます。 

まとめ

クルーズ旅行への誤解は間違った「情報のすり込み」が大きく影響しています。たった一度の人生なのにこの事実を知っているか?知らないか?で今後の人生の楽しみ方がまったく変わってしまいますよ!僕は運よくクルーズ業界で仕事をすることで、この事実に気づきました。これから出会うたくさんの人に、この事実を知ってほしい!気づいてほしい!そんな思いでこのページをまとめました(^O^)

 

みなさんの新たなクルーズ旅行の第一歩!を応援します。

“Bon Voyage(ボン・ヴォヤージュ)” 

★正直、日本発着クルーズをしている外国船社の価格設定はまだまだ高いのじゃ!

★日本発着クルーズだけでなく海外にも視点を伸ばしてみると良いぞ!

♡海外クルーズでおすすめがあったらまた紹介していくつもりよ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

♡日本のクルーズはまだまだこれから!今のうちにしっかり準備しておきましょう!