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なぜ日本はクルーズが流行りにくいの?

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今クルーズをビジネスと捉えて考えると「なぜ日本はクルーズが流行りにくいのか?」という疑問と悩みにぶつかります。クルーズ講師コンサルとしての解釈を公開します。

こんにちは。

クルーズ講師ブロガー ポセイどん!(@Poseidon_LABO)です。

2013年以降、日本で急速にクルーズが流行りだしました。

ビジネスモデルとしてクルーズはどうあるべきなのか?まとめました。

1.クルーズはわからないことだらけ

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最近、こんな話を聞きました。

「クルーズに友だちを誘いたいのに、良さを上手く伝えられなくて、友だちをクルーズに誘えなくて、何か良い方法ない?」

もしかしたら、クルーズファンのあなたにも同じような経験があるかもしれませんね。

(妻、夫、両親、子ども、友人にも同じようなことが言えるかもしれない)

 

このブログを読んでいるあなたはクルーズが好き・興味があるの人だと思います。だけど、あなたのようにクルーズに興味を持ち始めている人はまだまだ少数なんです。つまりクルーズの楽しさを知っている人がいないんですよね。寂しいかぎりです・・・

▼例えばこんな質問に「Yes・No」で答えてみてください。

  • 平均的なクルーズ料金はいくらか知っていますか?
  • クルーズのクラスの違いはわかりますか?
  • 海域、コースごとのベストシーズンをご存知ですか?
  • 行程を選ぶポイントやその特徴の見方はわかりますか?
  • 船内のドレスコードについてわかりますか?
 

すべて“NO”という方も多いかもしれないのぉ。

 
 

それだけクルーズ旅行は「未知」な事が多いのね

 

 

 

2.なぜ日本はクルーズ旅行が流行らないか?

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前述した質問に“NO”が多いのがその理由。

日本人はクルーズのことを知らず「一般人には無縁なもの」と世間が決めつけてしまっているからです。なぜ、世間が「無縁」と決めつけてきたのか?ここに問題の糸口があります。

たとえば、日本に住むあなたはクルーズ旅行と聞いた途端、手のとどかない高額な旅行 or 一生に一度の夢の旅行・・・こんなイメージを抱きませんでしたか?

クルーズ業界では、このイメージに皮肉も込めて【クルーズ3大誤解=「高い」「退屈」「窮屈」】と言い表しますが、この誤解を解消するための方法をいまだ見い出せないのが、日本でクルーズが流行らない一番の理由でしょう。

 

3.クルーズを流行らせたいならどうするべきか?

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これまで何度か記事にしてきたが、クルーズから受けられる恩恵はとても大きい。加えて実益として得られる事は「移動、食事、エンターテイメント、遊び放題の施設」など言い始めればキリがない。そして、各旅行社も「お得」を売りにしているけど、ぼくはこの売り方はダメだと思っている。

大前提として、クルーズに行くには最低でも1週間(7日)前後のやすみをとる事ができる、自由さが必要になる。「お得な旅行」売りにしても、日本で流行るわけがないのだ。

 

だかろこそクルーズを本気で流行らせたいなら、自由に休暇が取れるライフワークを整える必要がある。そういう意味ではブロガー、フリーランスの人種が一番のクルーズ予備軍かもしれない。

 

4.日本人のクルーズイメージはこうして築かれた

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日本のクルーズ文化は世界的にはかなり遅れている。

さらに、仕事にまじめな日本人は長期の休みがとれないので、高貴な旅行イメージが高まる要素しか無い旅行がクルーズなのだと思う。そして日本でクルーズが高値の華だと言われる要素が高まったのは以下の要素が挙げられる。

  • (映画)タイタニックが流行り過ぎた
  • 飛鳥Ⅱの処女航海「スイート/\10,000,000円(完売)」日本中に知れ渡った
  • 大型船が入港する港が少ない(見る機会が少ない)
  • 長期休みできる人がいないから、クルーズ体験者が周りにいない

これらの要素が上手く絡み合ったのか、日本ではクルーズへの期待感がムダに高まってしまったのだろう。

5.誤った売り方を見直すべき

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近年(2013年~)は過去にないほど、クルーズ人気が高まり始めている。

外資の大型資本会社が本腰を入れてPRしてきた効果が出ているのだろう。

旅行会社もこの波に乗ろうと躍起になっている。

▼旅行会社のよくあるセールス文言はこんな感じ

  • クルーズは動くホテル
  • 寝ている間に次の目的地に到着しているから身体がらく!
  • 荷物も少なく軽装で現地観光に行ける
  • 食事は食べ放題
  • 船内アクティビティも豊富で退屈知らず
  • ブロードウェイスタイルのショー
  • 船内のショッピングモール
  • カジノに挑戦   ・・・etc

でも、これらのセールス文句はクルーズ初心者や予備軍にとって全く意味が無い。

例えば、日本にいるあなたが前述したセールス文句を、なんど言われてもクルーズに行けるわけではないからだ。繰り返すが、クルーズにいくためには「長期休暇が取れる人種」でなければならない。

クルーズの良さをいくらアピールしても、クルーズに行けないのだから全く意味が無いということに早く気付くべきだ。

 

海外ではバカンス(長期休暇)文化があるが、日本人がクルーズに行くためには、会社、仕事、家族事情を考慮する必要がある。

この問題に向き合い、解決策を探ることが今後のぼくの課題だ。

 

まとめ

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クルーズ旅行は本当に楽しい、夢のある旅行。

この素晴らしさをもっとたくさんの人に知ってもらいたいし、知ってもらえる機会を作れるようになりたい。

その為には、日本人のライフワークを変える必要がある。経験上、社会人・サラリーマンが長期休みを確保することは相当に難しいから。

いまはまだ、パッと良い解決策は思いつかないが、出来る限りの努力をしていきたい。

 

みなさんの新たなクルーズ旅行の第一歩!を応援します。

“Bon Voyage(ボン・ヴォヤージュ)”